またAIの話です。
シュンペーターという経済学者の本をGeminiにオススメされるがままに読んでいるのですが、
冒頭で面白い一文を見つけました。
そのまま引用します。
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先ほどのマルクスの例で説明すれば、「手動の製粉器」を特徴とする制度は、実務上機械化が避けられない経済・社会環境を生み出し、個人や集団はその流れを変えることができない。
「蒸気式の製粉機」が登場し、普及すると、社会に新しい役割と立場が出現し、新しい集団と新しい物の見方が生まれる。
そうしたものが発展し、相互に作用するなかで、自らの従来の枠を打ち破っていく。
ここに変化の推進力があり、まず初めに経済が変わり、その結果として社会の別の側面が変化していく。
この推進力は外部からの刺激がなくても働く。
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まあ、マルクスの話みたいですが笑
あ、これまんまAIの話だと。
自分はクリエイターのところに絞って考えていくと、
まず製粉機っていうのは、そもそも大きい市場があった。
そこが置き換わった。
ただ、クリエイターの市場って、そもそも大衆の市場がないわけですよね。
それがポチポチやってできるならやってみようってことで、
市場が生成AIという工業化によって出来てくるかもしれない。
これは正直自分はメリットになる話だと捉えています。
そして、制作者は基本的にはみんなAIを意識しながら差別化していくことを考えると思います。
手作業+AIの制作ツールを使ったハイブリッドクリエイターも台頭していくんじゃないのかなと思います。
というか、商業での制作者はむしろその制作方法が主流になっていくんじゃないのかなと。
じゃあ自分はどう作っていきたいか?
自分もチャットAIを使ってるように、今後も使っていくんだと思います。
ただ、ローカルLLMって自分のパソコンの中にAIを常駐させて、
バイオリンとトランペットをそれぞれステムで組みながらあの曲みたいにトラックを並べて、とか。
そういった強力なアシスタントとしての使い方が1番現実的に魅力があります。
例えば、このメロディに対して弦楽合奏のハモり付けて、
みたいなことはもしかしたら商業音楽制作ではAI使用の必須例になるかもしれません。
自分はそれは特殊なケースを除いてやらないつもりでいます。
どういったハーモニーをつけるかといったことを含めて、
これまで考えながら作ってきたアプローチこそが、自分の音楽だと思います。
デジタル世代で生きてきたのにいつの間にか発言がアナログおじさんになってきました。
