オーディオストックが上場したようです。知った時驚きました。
まあ、自分がこれを受けて変わることは何もないのですが、
上場会社が運営しているというフレーズは、
ストックミュージック自体が今後さらに社会的に一般化すれば良いなと思います。
音楽制作の流れを振り返りますと、
1960年代には少なくとも映画は普通にあるので、
実に半世紀以上音楽制作はほぼオーダーメイドのみという状態でした。
その後先に作った音楽を提示してコンシューマーが選ぶという、
ストックミュージックの流れが2015年くらいから徐々に出てきました。
中々出た当初は今までの流れがそんな変わるわけないと。
今まで受注で作ってた音楽が数千円、またはサブスク使い放題で店頭に並ぶなんて、
そんなバカなと。
反発心や懐疑的に見る人もいましたし、当初自分自身もどちらかといえばそうでした。
でもユニクロが服、ニトリが家具でやったように、
従来のオーダーメイドから先に作って売るという流れが出てくるのは、
これはもう必然だろうなと、2020年ごろから自分も考えがそのようになっていきました。
自分自身も2020年頃から何か今までと違うことをやりたいという意識が出てたので、
自分の出来ることと新しいことがちょうど良い感じで合致していました。
直近になって生成AIという想定外なものも出てきました。
これは回転寿司が自分で握らないでロボットがシャリ握るのと同じ構図で、
こんなの出てきたら寿司職人はもう要らなくなると思いきや、全くそうならないですよね。
市場の開拓と消滅ってのは微妙に相互関係でもないんだなという印象がします。
今後音楽制作は、
オーダーメイド×ストック×生成AIの3つのどれかをお客さんは選ぶことになり、バランスを取りながらどれも残っていくんじゃないかと思います。
お客さん自身も使い分けるんだと思います。
完全に自分の想像ですが、
BGM市場としてやはり強いのは自分はストックだと考えていて、
例えばストックミュージックの検索にAIプロンプト的なのを導入したり、
60秒の尺を70秒にして欲しいって時に補助的にAIが調整したりすれば、
これはもう生成AIより強いと思います。
生成AIの音楽で強いなと感じるのは、最近残クレアルファードの曲がショート動画で流れてきて、
これちょっと面白いなぁって。
チャンネル名を使用するような歌を作ったり、
固有名詞が乗る本来オーダーメイドの必要性がある曲を安価に作る場合は、
これは生成AIめっちゃ強いです。
オーダーメイドは、固有の価値観が必要な企業の従来の流れが続くのだと思います。
オーガニック成長していく市場というわけでもなさそうで、けど突然バブル市場が出てくるのがエンタメの面白いところです。
